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日本学術会議 公開シンポジウム
動物のワクチン ~家畜を中心に~
COVID-19への予防対策により、社会的にワクチンに関する関心が高まりました。しかし「ワクチン」と言っても実は色々な目的があります。ワクチンは人に対してだけではなく動物の疾病に対しても開発・接種が行われています。動物のワクチン開発では、疾病制御だけではなく、抗生物質等の使用削減や健康な動物由来の食肉の確保といった、食の安全やOne Healthの観点も加わります。このシンポジウムでは、動物のワクチンがどのように開発されているのか、実際にどの現場でワクチンが使われているのか、動物のワクチン開発ならではのトピックを交えつつ情報を共有します。
プログラム
10:00 はじめに~動物のワクチンとは?
杉山 誠(日本学術会議連携会員、岐阜大学副学長、東海国立大学機構理事)
10:20 牛ピンクアイ(伝染性角結膜炎)のワクチンをつくる
John A. Angelos(カリフォルニア大学デービス校獣医学部教授)
※ 逐次通訳が入ります。
11:00 アフリカ豚熱のワクチンをつくる
國保 健浩(農業・食品産業技術総合研究機構動物衛生研究所領域長)
11:30 野生動物の豚熱ワクチンをつくる
迫田 義博(北海道大学大学院獣医学研究院教授)
12:00 総括
渡辺 登喜子(大阪大学微生物病研究所教授)
12:10 閉会の挨拶
堀 正敏(日本学術会議連携会員、東京大学大学院農学生命科学研究科教授)
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